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京都府指定無形民族文化財 雨乞い 田山花踊り


京都府相楽郡南山城村大字田山 諏訪神社
南山城村  田山花踊り保存会
田山花踊り保存会事務所( 諏訪神社社務所内)  п@07439-4-0616
南山城村役場    п@07439-3-0101
教育委員会      п@07439-3-0580

田山花踊りの起源や由来については、南山城村  田山花踊り保存会に詳細が記されていますので、ここでの記載は省略します。


この祭は11月3日(文化の日)の午後1時に田山小学校校庭(旧有野家の庭園)で始まります。

ここでは愛宕踊りの一番から三番までが踊られます。
唄付け

12名の唄い手は黒紋付に白足袋、下駄履きで顔を金箔のマスクでかくした管笠をかむり白扇でリズムをとります。

始めて見ると、なんとも異様ないでたちです。
中踊り

12名の踊り手は女装の長羽織、足元は白脚半のワラジ、手には白い手甲をはめ、いずれも赤い紐でしめる。背中にはシナイと称する2m弱の棒に三段の色紙の房をつけ、その上に御幣(ごへい)と造花をかざる。

胸に固定された鼓(つづみ)を打ち鳴らしながら踊る。

道化

中踊りの輪の中を天狗とひょっとこが道化として歩き回る。
道化役は日本の古い芸能に必ず出演する人気者であるが、実は踊りの師匠で、行列の前後に気を配り見物客を喜ばせながら指導の役割を果たす。
入端(いりは)=道中行列

田山小学校を出発した行列は、入端太鼓とホラ貝のリズムに合わせて、諏訪神社に向けてゆっくりと進みます。
天狗の後ろは行列の8番目を行く「唄付け」の12名。
その後ろに、9番目を行く「中踊り」12名
道化の天狗とヒョットコは、沿道の集まった観客の子供たちに菓子を配ってまわります。
道化は菓子を配って観客を喜ばせながら、行列の進行状況をチェックしています。

写真正面の森は諏訪神社です。天狗の向こう側にいるのは行列の3番目を行く長谷川流棒術の少年少女群です。
払い棒

行列の先頭は警護の武士。
2番手が「払い棒」といい、女装した着流しが2mくらいの棒を払うように振りながら、ゆっくりと行進します。
長谷川流棒術

行列の三番目を行く長谷川流棒術の少年少女群。
ササラ

諏訪神社に到着し階段を登る12人の幼児。手にササラを持ち、太鼓に合わせて「ヤアーハア」と声を出します。ササラの音は雷光を表します。
中踊り

諏訪神社入口にあるカーブミラーに写った中踊りの列です。太鼓とホラ貝に合わせて踊りながら行進します。
諏訪神社の急な階段を登る中踊りと天狗。

皆、大変な衣装をまとっているため、見るからに大変です。
諏訪神社境内にて

行列一行が諏訪神社に到着後、再び愛宕踊りが披露されます。
神夫知(しんぶち)口上

開会行事ののち、少年が太鼓の上に立ち、手には軍配を持ち、雨乞い願掛けの口上を述べます。
御庭踊り

神夫知の雨乞い願掛け口上を述べると、太鼓が鳴り「御庭踊り」が始まります。

全てを踊るにはまる一日以上かかると言われている踊りですが、ここではその一部が披露されます。
太鼓はシナイを背負った二人のたたき手が交代でたたきます。山伏の後ろで、中踊りの踊りが行われています。
重たいシナイを振り回しながら太鼓をたたく姿は、見ていて力が入ります。

後方の「唄付け」がなんとも不思議な雰囲気を漂わせています。
踊りの最後は、餅まきです。
紅白の餅が観客に向けて投げられます。
かなりの量で、一人で何十個も取った人もいました。
午後1時に始まり、午後3時半に終了した田山花踊りでした。

京都とはいえ三重県境にある南山城村田山は、京都観光ついでに行ける場所ではありませんが、この花踊りは大変貴重な祭で無形民族文化財となって当然と思えるものです。

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